クーラーキヤッチャー品質基準

塗装仕上げ機種1.用途一般地区屋外でのルームエアコン据付用
2.材質1)溶融亜鉛メッキ鋼板(jis g3302 sgcc ) 亜鉛メッキ両面付着量60g/m2(両面)を主に使用
2)高耐蝕溶融亜鉛メッキ鋼板(zam) 亜鉛メッキ両面付着量140g/m2(両面)を主に使用
3.塗装方法 1) 2c-1b(w&w)・・・二回塗り一回焼き付け
下塗:エポキシ系焼付プライマ静電塗装
上塗:アクリル系焼付塗料静電塗装
2)ポリエステル粉体塗装
4.塗装性能 塗装性能は、次の各試験及び試験条件に依る
1)塩水噴霧試験 jis z2371・k5600に依る
 テストピースを製品と同様に塗装して試験
 500hr以上の塩水噴霧試験500時間後に、ブリスター幅2mm以下で赤錆の発錆なき事
2)密着試験 jis k5600に依る
 テストピースを製品と同様に塗装して試験、碁盤目テスト100/100で合格
3)鉛筆硬度試験 jis k5400・5401・5652に依る
  テストピースを製品と同様に塗装して試験、鉛筆硬度 塗装1)2h以上で合格 塗装2)h以上で合格
4)エリクセン試験 jis b7729・z2247に依る
 テストピースを製品と同様に塗装して試験、押出し量 塗装1)5mm以上で合格 塗装2)7mm以上で合格
5)衝撃試験 jis k5400他
 テストピースを製品と同様に塗装して試験、衝撃1/2 500g50cm で合格
5.付属ボルト類原則として、セラミックコーティング(ラスパート)仕上げ(膜厚10~15μ)
溶融亜鉛メッキ仕上げ(機種)
(犠牲防蝕効果)
1.用途塩害地区及び一般地区屋外での、ルームエアコン据付用
2.材質熱間圧延軟鋼板(jis g3131 sphc)又は、冷間圧延鋼板(jis g3141 spcc)
3.メッキ方法 jis h8641の溶融亜鉛鍍金を、jis h9124に準拠した方法で実施する
 メッキ付着量350g/平米~550g/平米とする。(hdz35~55)
 但し、材厚や形状により目付量は一定とならない。(膜厚約50μ以上)
 外周は全て外観部分であるが、メッキの特性上外観による優劣は付けない。
 著しいバリ・タマリ・変形は手直しする。嵌合部や貫通ボルト部等で、多少力を加えると使用できるものは良品とする
4.メッキ性能 jis h0401の各試験に準ずる
 暴露性能は、田園地帯30~50年、海岸地帯40~50年、都市部20~30年、重工業地帯8~12年程度
5.付属ボルト類原則として溶融亜鉛メッキ仕上又は、ステンレスボルト sus-304 (焼き付き防止コート処理)
ステンレス製機種1.用途一般地区屋外での、ルームエアコン据付用
2.材質sus-304(焼付防止コート処理)
3.付属ボルト類原則として、ステンレスボルト sus-304 (焼き付き防止コート処理)
アルミ製機種1.用途一般地区屋外での、ルームエアコン据付用
2.材質アルミニウム(a6063-t5) b2アルマイト
3.付属ボルト類原則として、セラミックコーティング(ラスパート)仕上げ(膜厚10~15μ)
樹脂・ゴム類
耐候性良好の事 但し、直射日光の当たらない箇所の部品は除く
屋外暴露において、2~3年間は著しい耐食や劣化がない事
屋外暴露において、5年以上基本性能が維持できる事